
日蘭協業支援プログラム
MONO MAKERS PROGRAM
日本の伝統技術と海外のクリエイティブ人材を融合し新商品開発
日蘭協業支援プログラム
MONO MAKERS PROGRAM 2025
4 月 7 日(月)から
参加者募集開始!
MONO MAKERS PROGRAM 2025 スタート!
MONO MAKERS PROGRAM 2025 スタート!
大賞のペアには今後ハンズオン支援のもと協業、2026年1月にロッテルダムで開催されるMONO JAPAN Fairへの参加や、国内外での成果発表など、2026年3月末までの支援を予定しています。審査員特別賞のペアにはハンズオン支援は実施となりませんが、エヌエヌ生命主催の「オランダスタディーツアー」にご参加頂きます。
協業ペアの今後の展開はMMMと中心に定期的に発信します。本プログラムへご興味をお持ちの方、来年にご応募を希望の方はまずはオンライン・プラットフォーム「MONO MAKERS MEET」にご登録ください。
今後のスケジュール
・応募期間: 2025 年 4 月7日(月)16 時~2025 年 5 月 23 日(金)
・選考発表: 2025 年 6 月 5 日(木)
・ハンズオン支援: 2025 年 6 月中旬~2026 年 3 月末
※プログラムの選考委員会は、すべての応募者・プロジェクトについて審議・検討します。選出されたペアは、ウェブサイトとSNS で発表します。応募者に、応募に対するコメント、レビュー、理由などは提供しませんのでご了承ください。
MMP キックオフイベント4/30 19時から開催
MONO MAKERS PROGRAM 2025がいよいよ公募スタート、本プログラムにピンと来た方、ご興味をお持ちの方のために、オンラインでのキックオフイベントを4/30(水)日本時間19時から開催します!
昨年の参加者であり、コミュニティメンバーの関西巻取箔工業の久保 昇平さんによる協業成果トークは必見そして今年もMONO JAPAN代表の中條永味子が登壇します。ぜひたくさんの皆様のご参加お待ちしております!
MONO JAPANご出展経験のある皆様、欧米への坂路開拓を目指す皆様には非常におすすめのプログラムです。ものづくりの担い手の皆さま、チャンスを自ら掴みましょう!
MONO MAKERS PROGRAMについて
エヌエヌ生命保険株式会社(以下エヌエヌ生命)とMONO JAPANが共同で運営する日本の伝統産業を担う若手経営者を対象にした日蘭協業支援プログラム「MONO MAKERS PROGRAM(以下MMP)」は、日本の伝統技術に対して、海外のクリエイティブ人材を融合させることで、現代のライフスタイルに合わせた商品開発に取り組みながら、欧州進出をはじめとした販路開拓や知名度向上につなげる目的で、2023年より実施しています。エヌエヌ生命のルーツであるオランダと日本をつなぎ、これからの伝統産業の未来を担う若手経営者の支援を通して、後継者不足や過疎などの地域や産業が抱える社会課題解決を目指します。
近年進む円安傾向の中、海外への販路開拓・拡大のニーズが高まっており、現地のトレンドや消費者ニーズを把握するオランダのデザイナーとの協業や、販路開拓に欠かせない市場調査やテストマーケティングなどといった手が届きづらい部分を、本プログラムを介して支援します。
MONO MAKERS PROGRAMはエヌエヌ生命との支援により共同で運営されています。
MMP2024
2024年に選出されたプロジェクトでは、2つのユニークなコラボレーションが実現しました。
関西巻取箔工業株式会社 久保 昇平氏 & シグリッド・カロン氏
顔料箔の製造・販売を行う久保氏とオランダ人アーティストのシグリッド・カロン氏は、顔料箔、和紙、紙箱を組み合わせた「紙製文具」を開発しました。アートディレクションを施したこの文具は、斬新で美しいデザインが特徴です。株式会社加藤健旗店 加藤 剛史氏 & ローラ・ルフトマン氏
加藤氏は、3代目として独自のブランド「kiten.Kyoto」を立ち上げた旗暖簾の技術を活かし、オランダ人テキスタイルデザイナーのローラ・ルフトマン氏とともに、染物テキスタイルを使った室内用ガウンとバッグを開発しました。
これらのプロジェクトは、2025年3月12日と13日に開催された京都インターナショナル・ギフト・ショーで公開され、2024年のロッテルダムで開催されたMONO JAPANでも両者のプレゼンテーションが行われました。
MMP 2023
株式会社オオウエ x スタジオ メイ・エンゲルギール
2023年のMMPを通じて出会い、審査・選考を経て選出された和紙問屋・株式会社オオウエの大上陽平氏とオランダ人デザイナーのメイ・エンゲルギール氏は、和紙の新たな可能性を追求し、ビーガンレザーとしての和紙を使ったインテリア商品の開発に挑戦しました。製造過程で出る廃棄素材をリサイクルした和紙を使用し、京都の草木染め職人によるエシカルな染色を施した素材で、2024年3月に開催された京都ギフトショーでクッションカバー4点を本邦初公開しました。両者は、オランダ人デザイナーの視点を通して、日本の職人技術と伝統文化を再定義し、和紙の価値を底上げすることを目指しています。YŌRAI WASHIは、和紙を現代的なライフスタイルに溶け込むデザインへと再創造し、普遍的な魅力を持つ製品を提案しています。和紙の特徴的で温かみのある質感と、自然な草木染めによる色合いが特徴の製品群は、自由でエレガントな印象を与えるクッションカバーDuoシリーズ、ランチョンマット、ストレージボックス、小さなトレイなど、さまざまなインテリア商品を取り揃えています。この協業は、2024年9月のMONO JAPANで発表され、現在も続いています。
運営団体について
エヌエヌ生命保険株式会社
オランダにルーツを持ち、175年におよぶ伝統を誇るNNグループの一員です。NNグループは欧州および日本を主な拠点とし、11ヵ国にわたり、保険事業、年金事業、銀行および投資業務を展開しています。その名は、源流である「ナショナーレ・ネーデルランデン」に由来しています。エヌエヌ生命は、1986年に日本で初めてのヨーロッパ生まれの生命保険会社として営業を開始して以来、約35年以上にわたり、中小企業の“大切なもの”を共に守る商品やサービスをご提供しています。次世代への支援の一環として、新しい企業経営に挑み、日本の中小企業の未来を支えていく、後継者や若手経営者を支援します。イノベーションにつながる学びのきっかけと人とのつながりを築く機会を提供します。
Japan Cultural Exchange
オランダで日本のデザイン・クラフト商材の展示・即売会「MONO JAPAN」の主催とウェブショップ及びロッテルダムでの実店舗「MONO JAPAN STORE」を経営しています。2016 年にロイドホテルアムステルダムで第 1 回 MONO JAPAN フェアが開催されて以来、計7回の展示会にて累計 110のブランドが海外販路拡大を目指して出展。会期中の商品販売やバイヤーとの出会いのみならず、多くの協業も生まれました。2019年からは日蘭間のコラボレーションを創出する事業アーティスト・イン・レジデンス事業「MJ AIR」、2023年から日蘭クリエイティブ協業のオンラインプラットフォーム「MONO MAKERS MEET」運営も行っています。
後援
駐日オランダ王国大使館